嫌なことがあっても、辛いことがあっても、
いつもなんとかしようと頑張ってきた私。
心配をかけてはいけないと、ずっと強がっていたけれど、
主人に、会社での、辛い思いを本音で伝えてみた。
いつも、一生懸命話をしても、聞いているのかもわからない。
そんな主人が一言。
「もう、頑張らなくてもいいからね。」
わかってくれたのかも。
なんだか、嬉し涙がとまらない。
いつもなら、会話も続かないのに、主人から、話を聞いてくれる。
なんだか、心地よい。
少し前から、主人に家事をまかせることが多くなった。
むしろ、頑張ってるのは主人のはず。
愚痴ひとつ言わず、朝早く起きて、ごはん作りやごみ捨て、洗濯や花の水やりなど
そつなくこなしてくれる。
もし、私が逆の立場だったら、絶対できない。
今の主人には、感謝の気持ちしかうかばない。
そんな中で、思いきって、仕事で辛いと思っていると気持ちをうちあけた。
俺だって、頑張っているのにと自己主張すると思っていたのに
まさかこんな言葉が戻ってくるとは。
私なら、思いやりのある言葉を言うことはできない思う。
結婚して、強がっていたのは、私だけかもしれない。
もっと、素直に頼れば、正直に感謝の気持ちを恥ずかしがらず
たくさん伝えればよかった。
数年前、子供が大学受験の時期。
これからは、2人でいろんなところに出かけようと笑顔で
話しかけてくれたのに、なんだか、心が落ち着かず、行かないと答えた。
あのとき、その言葉に甘えたいと思いながら、気持ちとは反対のことを
口にだしてしまった。
このまま、どこにもでかけることができないかもと、後悔していたけれど、
息子が県外の大学に進学したことで、主人と、家族と楽しく旅ができている。
私は幸せかもしれない。
結婚して明日で28年。
子供達も、社会人になったのだから、
もう、後悔しないよう、いつも笑顔でいつもいられるよう
28年前を思いだして、これからは、主人と楽しくいつも一緒に
笑顔で人生を歩みたい。
いつも、ありがとう。
これからも、よろしくお願いします。