サンタクロースとは、何???
サンタクロースのイメージは???
赤い服の白い髭の少し小太りのおじいさん???ではないですか。
サンタクロースの由来と起源を調べました。
サンタクロースのは、4世紀頃、小アジア(現在のトルコ)のミュラと言う古代都市の聖ニコラウスと言う司教さんがいました。
聖ニコラウスは、(271~343年頃)現在のトルコのデムレ、昔のギリシャの町ミュラの司教でした。
聖ニコラウス伝には、貧しい人や子供など弱者を助ける伝説がたくさんあります。
その中で、有名な伝説は、2つ有り
ニコラウスがまだ司祭になる前、ニコラウスの近所に3人の娘のいる家族が住んでいました。
たいへん貧しく、上の娘は結婚したいと思っていましたが その資金のアテがありませんでした。
それどころか彼女は娼婦にならなければならない状況に追い込まれて いました。
そのことを知ったニコラウスは、その夜、隣の家の煙突から 金貨を投げ入れました。
ちょうどその金貨は、暖炉のそばに干してあった 靴下の中に入って、そのお金で娘は救われ、結婚することができたのです。
聖ニコラウスは、同じことを下の2人の娘のときも繰り返し、 その家庭を救いました。
三女の時、両親はもしかしたら又誰か金貨を放り込んでくれるかも 知れないと考えました。
その人に会って、必ずお礼を言わなければと考え、 夜ずっと待っていました。
そしてついに三度金貨を届けに来たニコラウスを見つけ、それが隣人の若者であったと知り驚き、感謝しました。
しかし彼は誰にもこのことは言わないようにと言い、立ち去りました。
この伝説が、煙突からサンタクロースが来て、靴下にプレゼンを入れると言う習慣が、ここから来たと言われています。
もう1つの伝説は、
ある飢饉の年、落ち穂拾いに出かけた3人の子供が肉屋に一夜の宿を求めました。
肉屋の夫婦は3人を殺し、樽の中に放り込み塩漬けにしました。
それから7年後、聖ニコラウスが通りがかり、肉屋に入って食べ物を求めました。
肉屋はハムと子牛の肉料理を出しましたが、ニコラウスは 『七年前のあの塩漬けの肉が欲しい』と言いました。
驚き恐れた肉屋は その罪を詫びて神に許しを乞いました。
聖ニコラウスが店の奥にあった塩漬けの樽に指を三本のせると、 中から三人の子供たちは、まるで今まで眠っていたかのように、大アクビを しながら出てきました。
ニコラスは、子供や弱者に贈り物をして、人々を助けてきたため、「子どもの守護の聖人」と呼ばれる様になりました。
ニコラスの伝説、奇跡は、その他沢山有ります。
サンタクロースの由来
サンタクロースの起源となった、聖ニコラウスの名前は、
「聖ニコラウス」=「サンタ・ニコラウス」と呼ばれていた様です。
「サンタ・ニコラウス」が北米に移住して、オランダ読みが、
「サンタ・クラース」 ➡ ➡ ➡「サンタ・クロース」に変化した様です。
現在のサンタクロースは???どこから来たの???
誰もが、連想するイメージは、赤い服を着た、白い髭のサンタクロースは、
サンタクロースの着ている赤い服は、聖ニコラウスが、司教の儀式の時に着ていた赤い色の服が基になっていて、意味は、自分の命を懸けても、他人を助ける事を意味して、血を流しても人の為に、尽くすしるしでした。
1931年にアメリカのコカ・コーラ社の冬のキャンペーンで、サンタ・クロースをキャラクターにしたため、世界中に広がった様です。
コカ・コーラのモデルは、1800年代後半に、アメリカの風刺漫画家トマス・ナストによって描かれたサンタクロースで、
「子供の為に沢山のおもちゃを抱えた、優しそうな、太った、髭を生やしたおじいさん。」
がモデルになっている、様です。